テーピングの基本テクニックと取り扱い方法
目次
テーピングを貼る前の下準備
テープの角をハサミで切り取り、丸めましょう。角が残っていると、テープが角からめくれては剥がれやすくなります。
テーピングを貼る際のポイント
①テーピングを貼る部位の汗・水分をよくふき取ってください。また、ボディクリーム等を使用している場合は、クリーム等をしっかりと落としてください。
②皮膚の表面温度を下げて貼ってください。
③テープを貼った後は、手で馴染ませてから、テープを温めるように軽くこすることで、テープが剥がれにくくなります。テープが剥がれにくくなることで、テーピングの効果を長続きさせることができます。
テーピングをはがす際のポイント
(良い例)
①体毛の流れに沿って上から下にゆっくりとはがしてください。皮膚を持ち上げないで、テープを寝かせるように引っ張ります。
②テープに近い位置の皮膚を押さえてゆっくりと剥がしていきます。
③剥がれにくい場合は、粘着面に除去スプレーや水を掛けながら少しずつ剥がしてください。
(悪い例)
①体毛の流れに逆らって剥がすと、体毛を巻き込みやすく皮膚を痛める恐れがあります。
②皮膚が持ち上がるように剥がすと、皮膚への刺激が強くなります。
テーピングを取り扱い上の注意事項
①テープには粘着剤がついているため、傷口・皮膚炎等には直接使用しないでください。
②治療のためにお使いの場合は、医師の指示に従ってご使用ください。
③血行障害や過度の圧迫が感じられるときは、直ちにご使用を中止してください。
④かゆみや発疹などの症状があらわれたときは、速やかにテープを剥がしてください。
テーピング入門
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